イタリアには数々の美術館があります。
■アカデミア美術館
■ウフィツィ美術館
■ボルゲーゼ美術館
■ブレラ美術館
■スフォルツェスコ城
■アカデミア・カッラーラ、
等々、多数の美術館が存在します。
中でも、私のお気に入りを2~3ご紹介しましょう。
まず、ローマに着いたら真っ先に訪れたいのが「ボルゲーゼ美術館」です。
広大なボルゲーゼ公園(80ヘクタールのイギリス式庭園)に、
ボルゲーゼ枢機卿が、17世紀初頭、美術コレクションを収めるために建てた物です。
ボルゲーゼ公園は、レスピーギの交響詩「ローマの松」の主題となったことでも有名ですね。
ナポレオンによって数多くの作品がルーブルへ写されてしまいましたが、
今なおルネサンス・バロック期の芸術品が多く残っています。
特に彫刻では枢機卿の依頼によって制作したベルニーニの「アポロンとダフネ」、
「プロセルビーナの略奪」が圧巻です。
絵画もティツィアーノ、ラファエロの作品、
カラヴァッジョの「ゴリアテの首を持つダヴィデ」など、見応えがあります。
ローマからフィレンツエに飛ぶと、そこには「ウフィツィ美術館」があります。
メディチ家の膨大な美術コレクションを擁する、イタリア国内最大の美術館です。
あの、あまりにも有名なボッティチェリの「プリマヴェーラ(春)」、
「ヴィーナスの誕生」をはじめ、クラナッハの「アダムとイブ」、
ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ヴェロッキオの「キリストの洗礼」・・・
イタリアに行かれたら、是非フィレンツエまで足を伸ばして下さい。
そして、「ウフィツィ美術館」だけでなく、「アカデミア美術館」へ、
あのミケランジェロの「ダビデ像」を観に行ってください。
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