2011年11月6日日曜日

オルセー美術館(フランス)

フランスの美術館と言えば、
パリのルーブル美術館が圧倒的に有名ですが、
その次に訪れたいのが、「オルセー美術館」です。
セーヌ左岸に佇む豪奢な建物ですが、
1900年に建てられたオルセー駅が、美術館の前進です。
パリ万博を期に建てられただけあって、美しい建造物です。

このオルセー駅のプラットフォームが、鉄道の電化により
長くなった列車に対応しきれず、39年で使われなくなりました。
その後1973年になって、当時の大統領ポンピドゥーによって
、美術館として利用する計画が立てられました。
そしてようやく1986年、旧オルセー駅は、
「オルセー美術館」として蘇ったのです。


収蔵された作品は、2月革命が起きた1848年から、
第一次世界大戦が起きた1914年までに制作された、
約2300点の絵画が中心となっています。

ロダンの「地獄の門」や、カミーユ・クロデール、マイヨールなどの彫刻、
アールヌーボーの工芸品などが展示されています。

私のお気に入りは、ミレーの「落ち穂拾い」、「晩鐘」、
マネの「笛を吹く少年」、「オランピア」、クールベの「アトリエ」、
アングルの「泉」、モローの「オルフェウス」など・・・・・・。

あれっ、と思われた方もいらっしゃるでしょう。
そう、これらの作品は、もともとルーブルや近代美術館、
印象派美術館などに収められていた物なのです。


新古典派から印象派の絵画や、アールヌーボーのガラス工芸などで
目の保養をしたら、2階のレストランで食事などいかがでしょう。
宮殿のような天井画やシャンデリアの、素敵な雰囲気です。

そして、「オルセー美術館」をいったん外に出て左側に行くと、
ミュージアムショップがあります。
おみやげはここで。
ブックショップは美術館の2階ですよ。

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